文乃(ayano)– Author –
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「当事者」と「非当事者」に分けられたくない。反差別の主体は、差別に反対する人全員のはずだから
差別の話をする時、「当事者です」って言うとよりよく話を聞いてもらえて、逆に当事者って言わない人には「外野は黙ってろ」って雰囲気になるの、何なんだろう。当事者... 文乃(ayano) -
「身だしなみ」という言葉で強制しないで
お金がなさ過ぎて飛び込みで参加したバイトで、就労条件の説明のときに身だしなみとして「男性はヒゲを剃ってください」と言われているのを目の当たりにした。その対象... 文乃(ayano) -
哀れみも「応援」も要らない
私が自分の事について発信している理由について少し話したいと思う。 『FROM THE HELL MAGAZINE vol.1』では、「Queer is Everywhere」をテーマに、ノンバイナリーで特... 文乃(ayano) -
「異性愛」じゃないのに絶対にそう見えてる
恋人を恋人という事に対して多少の躊躇があった。 恋人って言っても「そっか~つまり彼氏/彼女だね?」と勝手に変換されてしまいかねないので、なんかもう何も説明した... 文乃(ayano) -
ジェンダー規範に囚われず生きてる人を見ると愛しくなる
バイト先のバックヤードに、青柳の一口ういろうが沢山置かれていた時があった。味は確か5種類。白いのとピンクのと抹茶と小豆と黒糖。シス男性の同僚がピンク色のういろ... 文乃(ayano) -
自己嫌悪から始まる
最近思っていることなんだけど、比較的社会の事象に興味あるように見えている人も、結局自分のことにしか興味が無くて。 かくいう私だって自分がトランスジェンダーだっ... 文乃(ayano) -
私のあんはっぴい・ぷらいど
『FROM THE HELL MAGAZINE』というタイトルのクィアZINEを発行してから、他人からそのクィア性が目に止まる機会が増えて「クィアだね」って言ってもらえることが多くな... 文乃(ayano) -
2022/11/12日記:東京トランスマーチに参加した
NO LGB WITHOUT THE T!!!TRANS RIGHTS ARE HUMAN RIGHTS!!トランスジェンダー女性は女性だ‼︎トランスジェンダー男性は男性だ‼︎ノンバイナリーはノンバイナリー‼︎Xジェン... 文乃(ayano) -
「就活の為の服」は、随分脆くて性的で。
ある日、出先から帰るために乗った電車で、座っていた丁度向かいの席にリクルートスーツを着た女性表象の学生達が座った。4人ともタイトスカートで、膝が見えるくらいの... 文乃(ayano) -
私を踏む人達、みんな「優しくていい人」だから切ない
コロナ禍が本当に始まりかけくらいの頃にフィンランドに短期留学した。一緒に行っていたメンバーの一人が「フィンランドの人たちみんな優しいから差別とかされないね。... 文乃(ayano) -
もっと自然にヘルシーに!!!
【渋谷のバイブバーに行ってきた】 2022年の9月下旬、閉店するという知らせを受け急遽「バイブバー」に駆けつけた。「バイブバー」とは、渋谷にある、例えばバイブやロ... 文乃(ayano) -
擬態していた「女の子」が目覚めた、その後
以前私が自分のジェンダーアイデンティティを「ノンバイナリー」だと気がつくまでの22年くらいの葛藤について語ったけれど、今回はそんな私がノンバイナリーという言葉... 文乃(ayano) -
タフじゃないけど闘ってる、そんな自分を認めたい
自分が家よりも学校の方が居心地が良かった人間なので、そこで辛うじて命が繋がれていた実感があるが故に、教職に興味があった。子ども達の居場所や生きる希望を作りた... 文乃(ayano) -
ピンクとブルーに分けられた社会で、私は。
ジェンダー規範に適合できずに周囲の環境とぶつかることがある。 例えば割り当てられた性別が女性でかつ髪型が短めのツーブロックだったりソフトモヒカンとかだったりす... 文乃(ayano) -
性自認を探す旅。しかもなんか一回わかったら終わりじゃなくてずっと変化し続けるかもしれなくて。
どうやら自分はトランスジェンダーだったらしい、という事に最近気付いた。 ノンバイナリーだとはなんとなく思っていたが、自分にとって自分は一貫性がある存在だったの... 文乃(ayano) -
女の子に擬態していた「女の子」、目覚める
22歳の秋。最近になってようやく自分がノンバイナリーのトランスジェンダーだと気がついた。 気付いた途端、それまでの事に納得した。 気付くまでは、ほら今だって履歴... 文乃(ayano)
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