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性自認を探す旅。しかもなんか一回わかったら終わりじゃなくてずっと変化し続けるかもしれなくて。
どうやら自分はトランスジェンダーだったらしい、という事に最近気付いた。 ノンバイナリーだとはなんとなく思っていたが、自分にとって自分は一貫性がある存在だったの... -
陰日向
【職場】 真夏でもクーラーのない仕事場に,アラ還の母が発つ。ふいに「今日はパートの人たちで工場のトイレ掃除やんなきゃいけない」って言った。「給料でる?」「出... -
女の子に擬態していた「女の子」、目覚める
22歳の秋。最近になってようやく自分がノンバイナリーのトランスジェンダーだと気がついた。 気付いた途端、それまでの事に納得した。 気付くまでは、ほら今だって履歴... -
「私が婚活に疲弊したわけ」
婚活は就活みたいなものだと言われる。就活のお祈りメールなんてまだ祈ってくれるんだから良いわ!ともコンマ1秒は思ってしまう程の怒涛のサイレントなCO(カットアウト... -
「普通」の狂っている人間 ―『僕の狂ったフェミ彼女』―
注意:この記事は小説『僕の狂ったフェミ彼女』のネタバレを含みます。 【『僕の狂ったフェミ彼女』】 SNS上で話題になっている時に、『僕の狂ったフェミ彼女』を読んだ... -
フェミニズムと私
【1.夏】 母親との旅行の帰りに「お前らだけ楽しんでんじゃねえよ」って電話が父親から来てた(と母親から後から聞かされた)。ゆっくり朝ごはん食べてたら父親が机を殴... -
ノンバイナリー。社会に見事にないことにされ過ぎて死にたくさせられている
【死にたくないのに、死にそうにさせられている】 死にたくない、という言葉が頭に浮かぶ。偶にじゃない、結構頻繁に。 死にたくない、死にたくないのに、死にそうにさ... -
客体化について
【1.領域 】 私はフェミニズムを研究分野としている。フェミニズムは学問領域である以上に一生活者の“視座”なのだと思う。だから,社会や生活から形作られて社会や生... -
「何故女性はミソジニストになってしまうのか」
私はもみじ饅頭の県の山奥から、阪神タイガースな県へ大学進学で出てきた。大学生の頃私は男嫌いだった。そして同時にミソジニストだった。男が嫌いで舐められたくなか... -
ノブレスオブリージュ
学者という立場においてフェミニズムすることには,経験的な知識以上に学問的知見に依拠できる,という意義があるのであろう。また,文脈を踏まえたメッセージを提示... -
視座(フェミニズム批評)
文学と文化・社会との関係は,「文学は文化・社会につれ文化・社会は文学につれ」と言えよう。例えば,孝経の「孝莫大于严父,威父莫大於配天」という一文を私はあく... -
世界を変えるのは芸術文化!イベント企画団体HEART SHARE PARKの紹介/映画「少女は自転車にのって」について
先日、HEART SHARE PARK主催イベント、『みんなで考えるジェンダー公平 「少女は自転車にのって」』に参加させていただきました。 今回は、サウジアラビア映画「少女は... -
ねえ困惑するんだけど、「教育に悪い」髪の毛の長さってなに????
以前、教育系のボランティアをした時に、ボランティア先の学校の教員から「髪の毛が短すぎて教育に悪いから、もう来ないで欲しい」と言われた。 最初は「髪の毛切りすぎ... -
「あなたは誰と戦ってるんですか??」
世の中には「女ばっかりずるい!」と声高に叫ばれるテーマが複数ある。『こどもの日』があるのに『ひな祭り』があるのはズルい!離婚時に親権が女親にいきやすいのはズ... -
私の性的指向の説明の難しさについて
私の性自認はノンバイナリー。で、性的指向の話だけど、私ってバイセクシャルなのかな? そうたまに自問してみる事があるけれど、結局なんかしっくり来ないような気がし... -
フェミニズムと学際性
私の研究分野は心理学,とりわけフェミニズム/フェミニスト心理学ないしジェンダー心理学である。他の諸学問における下位分野と同様,心理学の諸分野も一般に○○心理学...