社会と生活– category –
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陰日向
職場 真夏でもクーラーのない仕事場に,アラ還の母が発つ。ふいに「今日はパートの人たちで工場のトイレ掃除やんなきゃいけない」って言った。「給料でる?」「出るわ... -
「私が婚活に疲弊したわけ」
婚活は就活みたいなものだと言われる。就活のお祈りメールなんてまだ祈ってくれるんだから良いわ!ともコンマ1秒は思ってしまう程の怒涛のサイレントなCO(カットアウト... -
客体化について
1.領域 私はフェミニズムを研究分野としている。フェミニズムは学問領域である以上に一生活者の“視座”なのだと思う。だから,社会や生活から形作られて社会や生活へ... -
ノブレスオブリージュ
学者という立場においてフェミニズムすることには,経験的な知識以上に学問的知見に依拠できる,という意義があるのであろう。また,文脈を踏まえたメッセージを提示... -
「あなたは誰と戦ってるんですか??」
世の中には「女ばっかりずるい!」と声高に叫ばれるテーマが複数ある。『こどもの日』があるのに『ひな祭り』があるのはズルい!離婚時に親権が女親にいきやすいのはズ... -
私のサークル活動という名の生存戦略
私がサークルアイスという、フェミニズムとLGBTQ+について考えるサークルを立ち上げたのは、2021年4月28日。メンバーで交流したり、社会や所属している対して対してな... -
毎月辛すぎて、この身体辞めたい(辞められないけど)
今日知ったこと、偏頭痛持ちはピルが使えない。 ピルが偏頭痛の要因になるから。だってさ。選択肢は多いに超したことなかったんだな。ピルは毎日飲まなければ効果が出な... -
ビスケットしか入らないポケットは要らない
冠婚葬祭の世界では女が感じるモヤッとが多い。というのを私は先月7月の祖母の告別式後、斎場でお弁当を食べるにあたり手水へ立った時に思った。とんでもないタイミング... -
生活とイズム
コロナ禍でDVや性暴力が増えた。国や地域,洋の東西によって濃淡はあろうが,現在の世界はポストフェミニズム的な状況とは決していえない。現代においても文化・社会... -
視座(フェミニズム文学)
自己表白を通じてマイノリティの声を代弁できる点に文学の可能性があると考える。 文学において,「その言語を用いている」ということそれ自体にメッセージが再帰... -
『ちょっと敏感でも大丈夫』レビュー
https://www.youtube.com/watch?v=hNvwnbobvNs 『ちょっと敏感でも大丈夫』原題:좀 예민해도 괜찮아ジャンル:フェミニズムドラマ配信:日 Hulu/韓 ONSTYLE制作:ス... -
長くて2秒
Ⅰ. 「清潔感のある男性がいい」って言われる。臭くない。フケない。体毛濃くない。あと、ヒゲ剃ってる。服装だと、無地の白Tとか白シャツ。 でも、これらを挙げる人... -
ストキャバ(ストリートキャバクラ)
Ⅰ 女性が男性に使うとモテるとされる「さしすせそ」がある。「さすが」「知らなかった」「すごい」「センスよい」「そうなんだ」という言葉を使おうというモテテク。... -
誠実でポップな運動(薄めず広める)
1.運動(身体)と運動(社会) 1-1.ダンスとアンビエント しばしば語られるように、ダンスミュージックは言語や思想を超えてビートで人をつなぎ、踊らせることができる... -
機械としてのカラダ、生きているカラダ
私は生理がかなり重い方で、大学受験前は生理になると勉強もままならなくなり、スケジュール管理の難しさに大変苦しめられた。1ヶ月のうち一週間は不調だなんて、恐ろし... -
拝啓、親愛なる通りすがりのあなたへ(脱毛の圧が嫌なので一緒に脱毛から距離置きませんか)
拝啓、親愛なるあなたへ お元気ですか?こんにちは、もう春ですね。暖かくなってきて、日差しも出てきたし、今年はミニスカートが流行っているので履いている女性がちら...